10月30日(水)10年目経験者研修の一環として､お二人の先生の研究授業を行いました｡３限目は数学科教諭の１年生｢数学Ａ｣で期待値の利用でした。主体的･対話的で深い学びの視点を意識した学習指導で､期待値の考えについて理解､意思決定に活用できることを目標にしました。グループワークやサイコロによるシミュレーション実験を取り入れた授業で､生徒たちは班別に作成するゲームについて楽しく学びました。

４限目は国語科教諭の２年生｢文学国語｣で小説『こころ』の授業でした。作品の内容や解釈を踏まえ､Ｋの｢覚悟｣の意味を理解することができることを目標にしました。ペアワークやグループワークを取り入れ､電子黒板を効果的に活用し､単元に関連させたパフォーマンス課題では､クロームブックを用いて表現の多様性という効果にも取り組みました。生徒の視点を大切にしながら､双方向に感性が飛び交う授業になりました。

両名の先生方の授業とも､教科を越えてたくさんの先生方の授業見学がありました。参加いただいた先生方からのご意見をいただける研究協議は､11月1日(金)の放課後に会議室にて行う予定です｡