11月19日(火)6限人権学習HRを行い、俳優や「かたり」で活躍されている山田雅人さんにご講演いただきました。
内容は山田雅人さんによる「かたり」で「やなせたかし物語」を聴くです。アンパンマン作者のやなせたかしさんの奥さまが阿部野高等女学校の卒業生で、ご夫婦の物語が来春NHK朝の連続ドラマ「あんぱん」で放映されます。戦中・戦後を生き抜いた人の人生を聞き知ることにより、平和の大切さ、命の大切さ、前向きに生きることの大切さ、人とのつながりの大切さなど、基本的人権について学ぶことを目的としました。
山田雅人さんは地元大阪出身で芸能生活40周年、現在は舞台の「かたり」で全国を巡っておられます。現在まで130本のかたりの世界を制作され、ご自身による現地での地道な取材を通した「かたり」は臨場感があり、独特の世界観を繰り広げ、笑いやユーモアがあり、しっかり心に響くメッセージがあります。涙を流す生徒もいて、生徒たちは「やなせたかし物語」とサプライズによる「大谷翔平物語」も追加され、両方に共通するメッセージとして「どんな仕事も一生懸命やると誰かが見ている。」やなせたかしさんがアンパンマンを制作したのは54歳、やなせたかしさんも大谷翔平選手も、人との繋がりを大切にして夢を叶えている。「生徒の皆さんも、夢をもち、これからも歩んでほしい。」と熱い想いのこもったメッセージが送られました。生徒たちも自分たちが通ってきたアンパンマンワールドを思い浮かべ、強いメッセージを受け取り、1時間の講演でしたが時間を忘れよく聞き入りました。山田雅人さんから「よい生徒さんたちで、みんなしっかり聞いてくれているのがよく伝わりました。」とおっしゃっていただき、今日の講演が生徒のみなさんに伝わっていれば嬉しいです。とお言葉をいただきました。また、ラジオで今日の気持ちを伝えてくれるらしいです。山田雅人さん、本日はご講演ありがとうございました。