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学校再開にあたって

学校の教育活動の再開にあたって
これまで、大阪府下の多くの高校が新型コロナウイルスの感染により休校をしてきましたが、高校生の防止に向けた行動が学校内でのクラスターの発生につながっておらず、阿倍野高校の皆さんも本当によく頑張ってくれています。今回の休校も感染があったためですが、高い意識による速やかな連絡と連携で適切に対処しているため、最小限に留められています。今後も長期にわたる感染防止の対応が必要ですが、これまで同様に高い意識のもとに勇気ある決断と行動をとりながら、校内での感染がおこらないように以下の留意点を確認しながら生徒、教職員が一緒になって頑張っていきましょう。
1.基本は「感染源を断つ」「感染経路を断つ」「抵抗力を高める」
2.集団感染リスクである「三密を避ける」
①「密閉」の回避 … 換気の徹底。
②「密集」の回避 … 多数が集まることを避け、身体的距離の確保を徹底。
③「密接」の場面への対応 … マスクの着用を徹底し、間近での会話・発声・飲食を避ける。
★特に昼食時の対面や会話は最もリスクが高いので絶対にやめましょう。
3.手洗い、消毒を常に心がける
4.健康観察
登校前に検温してできるだけ自分の健康状態を把握し、発熱や風邪症状がある場合は、無理して登校しないこと。
5.連絡と連携
家庭内での連携と関係機関や学校との連携をとれる体制をあらかじめとりましょう。
また、困ったことや心配ごとがあれば遠慮なくすぐに担任、又は学校に連絡してください。
6.最後に
非常事態宣言のとおり、感染者や医療従事者をはじめ関係者は命がけで闘っています。また、社会活動の全てに制限や自粛が求められ、すべての人が対応に苦慮して疲弊している状況でしょう。しかし、対策を踏まえた「新しい生活様式」ととらえて社会全体が移行し、困難を克服していく必要があります。皆さんは改めて周囲のすべての人に対する心配りや、感謝の意を持ち、高校生として正しいと思う行動を積極的に取っていくことを願っています。