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3年探究学習 上町台地フィールドワーク

10月15日(火)5・6限、3年生が探究学習の一環として、学校周辺の「上町台地周辺(歴史の散歩道)を歩く」を行いました。大阪市内を南北に横断する上町台地は、周囲との標高差が最大20mある高台です。学校近くには歴史的遺物や名所旧跡が多く点在しています。3年間通い慣れた場所ですが、知らないことも多い学校周辺の阿倍野区上町台地を散策しました。

コースとしては、阿倍野高校を出発して松虫通に出ます。西に向かって阪堺電車上町線交差点の「熊野街道石碑」、「松虫塚」、阿倍野高校でも国語科教員をされていた「詩人 伊藤静雄先生の碑」を通り、大阪五低山の1つの「聖天山」が①チェックポイントです。

さらに西に進み、阪堺線を渡り、岸里東交差点の石碑を南下して解散場所の天下茶屋公園を通過、秀吉が堺・住吉参詣の途中に立ち寄った「天下茶屋跡」、茶人千利休の師武野紹鷗が茶室を構えた地「紹鷗ノ森」ともいわれる「天満宮」が②チェックポイントです。

さらに南東へ足をのばし、ゴールとなる『神天正統記』で知られ、北畠親房を祀った「阿部野神社」が③チェックポイントです。阿部野神社は、高等女学校時代から本校の校章にもなった関係の深い神社で阿部野高等女学校の校歌の詞にもこの神社が登場します。その後、天下茶屋公園で集合・解散となりました。

朝夕は少し涼しくなり、秋の気配を感じますが日中はまだ気温も上がります。今日は午後から少し曇りがちでしたので、気持ちよい散策になりました。